看護師向け

ICU(集中治療室)ってどんなところ?

最近コロナの重症症例が増え、ニュースでも「重症病棟使用率」という言葉を聞く機会が増えたように感じます。

重症な患者さんが入院することが多いのは集中治療室(ICU)です。

実際にどんな方が入院されているのか、どんな治療がされているのか知らない方も多いのではないでしょうか。

今日はICUってどんな所なのかをお話ししていきたいと思います。

ICUとは

集中治療室(ICU:Intensive Care Unit)

英語の頭文字を取ってICUと言います。

集中治療室では人工呼吸器をはじめ、人工心肺、透析、低体温療法等の医療機器がベッドの周りを取り囲んでおり、昼夜問わず医療処置が行われ、医療機器の音が鳴り響いてます。

その中で、看護師は患者さんが安楽に過ごし、早期回復できるように協力し、看護を行っています。

ICU入室してくる対象

・内科・外科を問わず、重篤な急性機能不全の患者
・手術後の容態観察が必要な患者
・事故や重度の熱傷で集中治療管理が必要な患者

このような方々が入院して来られます。

コロナ禍の現在では、コロナで重症化した患者様で人工呼吸器管理や人工心肺が必要な患者様が入院していることもあります。

ICU看護師の仕事内容

ICUに入室している患者は、沢山のモニターやドレーン、点滴、人工呼吸器など、管理が必要なものが多いうえに、バイタルサインを含めた患者の全身管理・アセスメントを行なっていかなければなりません。

また、ICUの患者は重篤な状態の方ばかりなので、異常の早期発見も大切です。

そのためには些細な兆候も見落とさないよう細心の注意が必要で、注意深く観察する必要があります。

動くことができない患者様の清潔ケアに加え、長期入院や安静制限が必要な患者様が多いので精神的なケアも行っています。

ICUに向いている看護師

ICUの看護師は、細かな観察能力と豊富な知識が必要となります。

モニターが異常を示しても、それが何を意味しているかが分からなければ、対応が遅れてしまいます。

小さな異変も見逃さない視野の広さとアセスメント能力が欠かせません。

重篤な状態の患者様の命を守る責任感と、学びへの貪欲な姿勢を持った人が、ICUに向いているのではないかと思います。

最後に

医療崩壊寸前と言われている世の中が来ていまいました。

重症者病棟使用率が100%を超えている地域も出てきており、治療を受けることができる患者様の選別まで行われています。

そんな厳しい現実を目の当たりにしながら、「使命感」と「責任感」で働き続けています。

1日も早いコロナの終息を願いたいと思います!