看護師向け

GCSとJCSの違いと特徴/使い分けた方が良い?【新人看護師向け】

今回は意識障害の程度を客観的に評価するためのJCS・GCSについてのお話しです。

ナースちゃん
ナースちゃん
JCSとGCSってなに?
JCSとGCSの使い分け方が分からない。

本日はこんな悩みにお答えしていきます。

アラサー看護師
アラサー看護師
こんにちは、アラサー看護師です。私は看護師12年目で現在はICUで働いています。私の経験を踏まえて今回お話ししていきたいと思います。

この記事を読むと
・JCSとGCSが分かる
・JCSとGCSの使い分けができる

では、早速始めていきます。

意識障害を客観的に評価する理由

なぜ意識障害を客観的に評価する必要があるのでしょうか?

意識障害は患者さんの命が危機的状況であることを示す1つのサインです。

意識障害に陥る原因はショックや脳の障害、中毒など広範囲です。

意識障害に陥っている患者さんから症状を聞くこともできないため、客観的に評価することが、救命の第一歩になります。

その際に客観的に意識障害を評価するツールが『意識障害判定スケール』になります。

JCSとGCSとは

意識障害判定スケールの代表的なものに
①JCS(ジャパンコーマスケール)日本で主に使用される

※点数が大きければ大きいほど、重症度が高い
・不穏(restless):R
・尿・便失禁(incontinence):I
・無動性無言症(akinetic mutism):A
例 30ーR,100ーI など

②GCS(グラスゴーコーマスケール)世界的に使用

*点数が小さければ、小さいほど、重症度が高い
 繰り返し評価したあとの最良の反応で行う

JCSの特徴

JCSは短時間で簡便に意識レベルの評価を行えるのが特徴です。

緊急事に用いるのに適しているため、急変時などは第一選択となるケースが多いでしょう。

GCSの特徴

GCSは世界的に通用する意識レベル評価法になります。

『開眼』『発語』『運動機能』と3つから評価を行いますが、JCSと比べ評価が少し複雑です。

JCSとGCSの使いわけ方

JCSとGCSの特徴を踏まえた上で、使い分けるとするなら

・一般病棟や急変時はJCS
・ER、ICUなどはJCSとGCSを併用する

などの方法もあります。

どちらも意識障害判定スケールになるので、どちらを使っても問題ありません。

まずは意識障害判定スケールに慣れるといった意味でも両方で評価してみるのも良いかもしれません。