看護師向け

【看護師】痛みのレベルを評価しよう/NRS・FPS(フェイススケール)・CPOT

今回は痛みの程度を客観的に評価するためのスケールについてのお話しです。

現場でよく患者さんから聞く言葉、それは「痛み」

何かしらの病気や治療・手術で入院されている患者さん達は、この痛みと闘っている方が大勢います。

痛みを緩和させてあげたい!看護師なら誰でもこの感情になるでしょう。

しかし、痛みを緩和させてあげるためには情報収集・アセスメント・与薬といった過程が求められるのが看護師というスペシャリストです。

本日は、この『情報収集』痛みの程度を把握するということにフォーカスして進めていきたいと思います。

ナースちゃん
ナースちゃん
痛いって言われるけどどれくらい痛いのか分からない。
NRSやFPS,CPOT聞いたことあるけど、どうやって使うの?

本日はこんな悩みにお答えしていきます。

アラサー看護師
アラサー看護師
こんにちは、アラサー看護師です。私は看護師12年目で現在はICUで働いています。私の経験も踏まえてお話ししていきたいと思います。

この記事を読むと
・痛みの評価ができるようになる
・NRS・FPS・CPOTを理解することができる

では、早速始めていきます。

痛みの評価はなぜ必要?

痛みの感じ方は、人によって異なります。痛みに強い方もいれば、弱い方もいます。

そして痛みには程度があります。例えば、少し痛い・我慢できないほど痛いといった感じです。

適切な『痛み』の評価を行うことで安楽になり、不必要な体力消費を防ぐことができます。

では次に痛みの評価をスケールを紹介します。

代表的な痛みの評価スケール

①NRS(numeric rating scale)
②FPS(faces pain scale)
③CPOT(critical-care pain observation took)

NRS

NRSは救急外来、ICU、一般病棟、とどこでも使用することがでますし、また特別な医学知識がなくても評価することができます

私が実際に聞くときは

アラサー看護師
アラサー看護師
Q「0が全く痛くない、10が我慢できないほど痛いとすると、今は数字でどれくらいですか?」
Q「先ほどの数字と比べてどうですか?」

このように患者さんに聞いてます。

NRSは患者の主観的なものなので、実際の痛みに加え精神的な影響が大きいということは頭に入れておいてください。

痛みの4つの側面すべてを合わせたトータルペイン(全人的苦痛)を重要視する看護師にとっては最良のスケールなのではないかと思います。

FPS

痛みの表現を言語や数値ではなく、人の顔の表情によって評価するスケールです。患者さんに自分の心情に近い表情を選んでもらい、痛みを評価します。

実際に絵を見てもらいながら、どのくらいですか?と聞いてます。

こちらも患者さんの主観的なものなので、実際の痛みに加え精神的な影響もあります。

CPOT

CPOTは客観的評価ツールです。人工呼吸器管理中の急性期病棟で使用されることが多いと思います。

「表情」「身体の動き」「人工呼吸器との同調性または挿管していない患者では発声」「筋緊張」の4項目をそれぞれスコア化し痛みを評価します。

挿管患者・非挿管患者どちらの場合にも対応していることが特徴です。

CPOTと主観的痛み評価スケールと組み合わせることで、一貫した痛みの評価が行いやすいです

痛みの評価を適切に行い、患者さん安心・安楽への介入ができるようになるように頑張っていきましょう!